マタアイマショウ

最近有線でよく聴きますね
ラップってあんまり聴かないんだけど
最近のラップって歌詞が良いのが多いですよね
SEAMOさんの「マタアイマショウ」って曲もそうだと思う
ちょっと切ないけれど
ラップだからそこまで悲しいって感じはしなくて
…良い恋愛したいなぁ…

ってことで
俺の失恋エピソードでも（笑）
って言っても語るほど恋愛してないんですけどね
人生でもまだ一回しか告白はしたことないし
でもこれはずっと覚えてそうな気がする…
中学２年の頃の出来事です
好きな人がいたんです
小６の頃から好きだった人
自分では意識してなかったんだけど
友達曰く「見ててそうだと（彼のことが好きだな）思った」
知らないうちに好きになってたってやつですね
確かに姿見つけりゃ目で追ってた（苦笑）
その人とは中学２年で同じクラスになって
そのクラス、男女がすごく仲が良くて
すごく居心地のいいクラスだったの
その中でも特に仲の良い男友達の中に彼はいた
でもバレンタインデーも直接渡せないくらい臆病な俺（彼の家のポストにクッキーを入れた思い出が…笑）
告白するつもりなんて全然なかった
そんなことで終了式も終わり春休みに突入
そしたら友達から「カラオケに行こう」とのお誘いが
「男子も誘おう」
「ついでにヤツも誘うから告白しちゃいな！」
…当然断る俺（笑）
でも引き下がらない友達
「もうこんな機会ないはずだよ。男子に協力してもらうから」
…俺様負ける（苦笑）
ってことで数日後カラオケへ
メンツは普段の仲良しグループ（男３女３…合コンみたい笑）
最初は普通に皆で唄って楽しんでて
でも彼が用があるからと先に帰ることに
そしたら男子が彼をブースの外に待機させて
友達が俺に「今だよ、行っておいで」って
ここまでセッティングしてもらって告白しないのは失礼…
俺だけブースから出て彼と二人きり
「今日は来てくれてありがとう」
「…○○（彼）のこと、好き…」
言えたのはこれだけ
「ゴメン、今付き合ってる人いるから」
これが彼の返事
ホント、これだけ
彼が帰ったのを見送ってからブースに戻る
そして一応報告
そしたら衝撃の真実が
男子はみんな彼に彼女がいること知ってたんだって
だけど俺のためにわざわざ今日の場をセッティングしてくれたんだって
「告白するのとしないのじゃ全然違うから」って
その気持ちが嬉しくって
でもどこか悲しくって
その場は適当に歌唄ってから解散したんだけど
夜、セッティングしてくれた友達から電話
「ゴメンね」
「なんか、無理矢理こんなことさせちゃって」
でも俺のことを思ってしてくれたことだから
「いいよ、気にしないで」って言ったら
「でもね、彼に彼女がいても○○（俺）は彼のこと好きでいていいと思うよ」
「それでいいと思うよ」って
その言葉聞いたらなんか涙が出てきちゃって
その場では涙なんか出ないと思ってたのに
なんかボロボロ泣けてきちゃって
俺が泣いてることを察した友達は「それだけ好きなんだね」って
俺、人前でほとんど泣かないんです
恥ずかしいから
惨めな姿を見せたくないから
電話越しではあったけど初めて友達の前で泣いたな
（ちなみに未だにそれ以来人前では泣いてません）
それから高校は別々になって
何度か逢う機会はあったけれど
好きって気持ちはなくなってた
仲のいい友達って感じの感情になってた
いつの間にそんな気持ちになってたのかはわからないけど
俺の中で彼は「過去」になったんだな
そう思ったひと時でした


友達に感謝すべき恋愛でした
こういう恋愛もいいなって、今思い出してふと思ってみました

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